オープンキャンパスへの参加はとっても多くのメリットがあるんだよ。今回は、看護学校のオープンキャンパスについて学んでいこうか!
今回は、「看護学校を目指す方」に対して、「オープンキャンパスへの参加方法」や「オープンキャンパス参加をおすすめする理由」などを紹介していきます!
この記事を読むことで、「看護学校のオープンキャンパスへ参加することによって、理想の看護学校へ行きやすくなること」や「学校選びが就職にも影響を与える重要な選択であること」を知ることができます。
・訪問看護ステーションにて看護師として従事中(看護師歴10年以上、転職3回、派遣看護師経験あり)
・夫、娘、私の3人家族
看護学生が悩むであろう看護職に就くまでのプロセスや看護職として働く中での何気ない悩みから、深刻な悩みといったあらゆる悩みを自身の経験を基に解決・解消していきます。
ブログを読んでくれた方の健康力を向上したいです!
実は、この記事を書いている私自身はオープンキャンパスへは参加していません。
しかし!もし高校生の時にオープンキャンパスへ参加していたら、別の看護学校に入学していたかもと考える時が「今でも」あります。同じく、別の職場に入職していたかもと考える時が「今でも」あります。
実際、私の同期も、「別の学校に入りなおすことにした」、「看護師は将来の自分の姿とはかけ離れていたから、違う分野にいくよ」などと言い残し、入学中に数人は学校を中退していきました。
そのため、これから看護学生になる皆さんには、入学後に「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔してほしくないので、オープンキャンパスへの参加を強くおすすめします。
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この記事の目次
オープンキャンパスとは、あなたと学校がマッチしているかを判断できるこの上ないイベントだ!
結論から言うと、私の経験から、看護学校入学前にはオープンキャンパスへ必ず参加すべきと考えます!
なぜなら、オープンキャンパスとは、自分自身と学校との相性を見る・測れるチャンスと言い換えることができるからです。
改めて、オープンキャンパスとは何かを簡単に説明しておくと、大学・専門学校が、「うちは看護学科だけでなく、色々な医療関係の学科が集まる総合専門学校であることが魅力ですよ。(だからうちに入学して」」、「我が校は、大学病院付属だから、看護について深く学べる環境があります。(だから我が校に入学して)」などと、特性・特徴をアピールして入学希望者を募る場所です。
特に、看護学校はまさに戦国時代とも言えます。競合他社というべき、看護学科を設置している学校が年々増えているからです。そのため、看護学校側からすると、ぜひとも我が学校に来てもらいたい!と思っているはずです。
一方で、オープンキャンパス参加者にとっては、偏差値・合格率・就職率などの数字や、学校ホームページやパンフレットに記載されている情報だけでは計り知れない、『看護学校の雰囲気』や『先生の様子や教育理念』、「在学生である看護学生の生活」などのリアルな学校の様子を掴むことができる場所となります。
例えば、「本校は、広大且つ、ノスタルジックな校舎を擁し、学生が伸び伸びと教育を受けられる環境にあります。」とパンフレットに記載があって、広角レンズの一眼レフカメラで晴天に撮影されたカッコいい写真が添えらえれていたとします。でも実際に学校を訪れてみると、「校舎が広すぎて歩くのしんどい」、「立教大学の赤レンガ造りの美しい校舎をイメージしてたけど・・・、ボロ過ぎない?」と言葉と見た目のギャップにがっかりすることもあるでしょう。
このことからも、オープンキャンパスが、あなた自身と学校がマッチしているかを判断できるこの上ないイベントだということを理解しておきましょう。
ちなみに、オープンキャンパスは受験を控えている高校3年生だけでなく、高校1年生や生徒に関わる方から保護者まで、すべての方が基本的には参加可能です。早めに行けば行くほど、幅広く学校を見ることができるので、あなたの進路を決めるのにも大いに役立つでしょう。
以下の記事では、看護学校の教育理念を確認するおすすめ方法や看護学校の教育理念をいくつか紹介しています。
【関連記事】
『看護学校案内は最初に教育理念を見る!【面接で聞かれても焦らない】』
看護学校の教育理念を理解することによって、「看護学校の教育理念に違いがあること」、「看護学校進学後に自身がどのようなことを学んでいくのかのヒント」、「目指すべき看護師を含んだ医療従事者像にも色々あること」を知ることができます。
看護学校オープンキャンパスへの参加方法【簡単】
・参加したい看護学校が決まっているなら、学校ホームページにアクセス!
応募フォームから必要事項を記入して応募するだけです。もし、予約が不要と記載されていた場合は、開催日に直接学校に出向いて大丈夫です。
・看護学校を幅広く見たいという場合は、オープンキャンパス日時などの学校情報をまとめている総合サイトにアクセス!
どの地域、看護学科が設置されている学校、開催日などがチェックできるようになっており、オープンキャンパスの概要も簡単にまとめてくれているから、効率よくオープンキャンパス情報を把握して、応募したい方にはこちらがおすすめです。ただ、一部学校はこういった総合サイトで掲載されていなかったり、電話予約や申込ハガキからのみ参加を受け付けている学校があるため、注意が必要です。
・オープンキャンパスの開催日・申込日を自分の予定と照らし合わせてから申し込もう!
オープンキャンパスを実施するほとんどの看護学校が、平日ではなく、土曜日・日曜日に開催します。また、7月・8月の夏シーズンから9月・10月の秋シーズンに開催するキャンパスが多い傾向があります。一方で、毎月実施している学校もありますので、よく確認したうえで申し込むようにしましょう。
以上です。簡単ですよね。
・制服派と私服派に大きく二分されます。私の職場の同僚にオープンキャンパスでの服装について聞いたところ、「制服は正装なので、無難な恰好。印象が悪くなるということはない」と制服で行った人がいれば、「大学は私服での生活になるし、いかにも高校生という制服は恥ずかしい。動きやすいし」と私服で行った人がいました。
・学校側から特に指定をされていなければ、どちらでも大丈夫なので、あたなの好きスタイルで参加しましょう。なお、私服の場合、派手な恰好(華美な恰好)やラフすぎる恰好は印象が良くなく、体験学習などにも支障があるため控えましょう。
・コロナ禍では、マスク着用や自分用の携帯消毒液があると良いでしょう。
・たくさんの資料をもらうことになるので、大きめのバックを持参すると良いでしょう。
・小さなメモ帳や筆記用具があれば、サッとメモしたい時に便利です。
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オープンキャンパスをおすすめする6つの理由【イベント盛りだくさん】
①学校・学科・入試対策などの説明を受けられ、教育方針やシラバスが知れる
入学試験の概要や、学生生活・進路就職状況の説明を受けることができ、最新の教育内容を知ることができます。併せて、保護者向けの進学ガイダンスも用意されていることが多いので、保護者にとっても安心して看護学校を目指すお子さんを応援することができるでしょう。そのほか、学生生活ではお金は要り様です。学校に応じて奨学金や修学資金貸付制度など異なりますが、このような金銭面の相談ができるコーナーがあります。お金の心配・不安が無くなったり、軽くなれば、学生は全力で試験に臨めることにもなります。さらに、オープンキャンパスに参加することで、「出願時の選考料を半額免除」してくれる看護学校もあります。
②実際の授業を聞くことや体験学習ができ、職業理解を深めることができる
複数の学科が集まる看護学校であれば、各学科による体験コーナーがあります。例えば、看護学科なら、胎児の成長を学ぶ講義を聴いたり、お年寄り・妊婦疑似体験や骨密度測定、人形の乳児を抱っこする体験学習があります。また、作業療法学科では、自助具や手の装具を作成するなど他科の職業理解を深めることができます。このような体験を通して、看護学科志望から放射線技術学科へ志望を変更したという学生もいます。
③校舎・施設・設備・立地が見られる
最近は、大学入学共通テスト利用入試(旧:センター試験利用入試)によって、キャンパスの下見・下調べをしないで合格する学生も少なくありません。そして、受験が一息ついて、部屋を借りるタイミングで初めてキャンパス周辺を訪れる方も多いでしょう。後になって、「こんなはずじゃなかった」と悔やむ前に、入学を予定しているキャンパス周辺に一度は訪れましょう。オープンキャンパスを利用することで、教育で使用する最先端の教材に触れられたり、実際、建物の内外を「歩いて」、「見て」、「体験する」ことで五感が刺激され、興味・関心が湧いてくるでしょうし、外からでは見えないキャンパスの気づきが得られるでしょう。ちなみに、オープンキャンパスでは、交通費を一部補助している看護学校もあるので、高校生でも気兼ねなく参加することができます。
④先生・在校生から直接話を聞けて、学生生活の雰囲気を知ることができる
オープンキャンパスでは、文化祭じゃないのに、看護学生がフランクフルト屋を出店するなど、参加者が学校に打ち解けやすい環境を作ってくれているキャンパスもあります。このように、オープンキャンパスで行っている各イベントに顔を出すことは、看護学生や講師の方と接する機会になります。講師の雰囲気や教育方針を知ることができる上、実際キャンパスライフを送っている学生からは、ネットでは検索しても出てこない生の声(リアルな声)を聴くことができます。自身が進学する上でとても貴重な体験になりますので、積極的にイベントには参加するようにしましょう。
⑤看護学校入学試験の際にアピールすることができる
「オープンキャンパスへの参加自体が試験の結果に直接影響を与えることはない」旨、どの学校でも明言しています。ただ、面接試験では「何故この学校を選んだか」、「本校の魅力は何だと思いますか」など、学校のことについて少なからず聞かれることになります。オープンキャンパスへ参加したことによって、学校のイメージは具体化しているため、スムースに言語化することができるでしょう。さらに、複数校のオープンキャンパスに参加しているのであれば、比較した上で志望校の特色を話すことができます。このようにオープンキャンパスから得た知識や話は、良い印象にはなっても、悪い印象になることがありません。参加したことや、体験して学んだことについて、存分にアピールしていきましょう。
以下の記事では、「自身の人物像攻略により面接入試を合格するコツ」を紹介しています。
【関連記事】
『看護学生になるなら自分の人物像を攻略する!【看護学校の面接】』
自身の人物像を攻略することによって、「面接における志望動機と自己PRは異なること」、「看護学校の求める人物像は面接において重要な指標であること」、「自身がどのような人物か整理することが面接においては重要なこと」を知ることができます。
⑥モチベーションが向上する
受験を控える高校3年生はもちろん、高校1年生・高校2年生のうちからオープンキャンパスに参加することで、看護学校に入学したいという気持ち・やる気がUPします。さらに、その先の看護師などの職業イメージが定着すると、なおさら看護の道で頑張ってみたい!と思えるようになり、自然と入学試験勉強にも力が入るでしょう。
・遠方でどうしても下見に行けない学生もいると思います。そのような方は、まずGoogleMapのストリートビューでキャンパス周辺を探索しましょう。実際に行くより、短時間で広範囲探索できることはメリットです。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、オープンキャンパスが中止になっている看護学校も多いです。その代わり、オンラインのオープンキャンパスが開催されていたり、もともと校内を3D映像で探索できる学校なんかもあります。
【まとめ】オープンキャンパスには必ず参加する!看護学校を決めるのはあなた自身!
総じて、オーキャンは「知る」、「見る」、「体験する」ことが出来る、とても貴重な機会であるということが分かったと思います。
1日費やすことで、志望看護学校が変わる可能性がある、違ったキャンパスライフを送る可能性がある、もっと言えば、就職先にも影響が出てきます。
このことが分かったら、行かない理由はないですよね!
ちなみに、今回はオープンキャンパスの話でしたが、ほかにキャンパスに触れられる機会として、『文化祭』や『学校を通じて申し込む見学会』などがあります。文化祭では、お祭り体験が出来つつ、入試に向けた進路相談などを行っていたり、団体として申し込む見学会では、実習室や授業で利用する施設などを見学することもできます。看護の道に興味・関心があるか方は、文化祭への参加や、高校でこのような制度を利用しているのであればぜひとも参加するようにしましょう。
キャンパスは、人間関係を構築する場所ともいえるので、最適な選択をしていただければと思います。ぜひ気になる看護学校のオープンキャンパスは都合がつく限り参加するようにして、充実したキャンパスライフを送っていただければと思います。
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